和と洋が結びつくとき

割れたフランスアンティークのお皿とカップ。



漆で繕い、繕った部分に錫や真鍮などでお化粧を施したもの、呂色漆まで作業し、仕上げはどうするか迷い中のカップ。

今のところ候補は、一部破損個所に螺鈿(貝類を彫刻して漆地や木地などにはめこむ技法)を施そうと思っています。

漆繕いで修復・修繕を終えた器たちは生き生きとし、また私たちの食卓に愉しみを与えてくれます。

このような洋食器にも漆繕いはまた新たな景色を作り出し、その可能性は計りしれません。

十人十色が生み出す違った景色がまた最高に楽しいのです。