香りと記憶

すっかり空っぽになってしまったお手洗いのリードディフューザー。

昨夜、中身のリキッドを作ろうとエッセンシャルオイルを広げると、ふと目に映った1本のエッセンシャルオイル。

「valerian root (バレリアン ルート)」

少しクセのある香りで、根っこから抽出します。

初めてこの香りを嗅いだ時は、自分の中になんとも表現できない、嗅げば嗅ぐほど引き寄せられて、なんだか変な香りなんだけれど、気になる香り。

香りのさらに奥の香りをもっともっと探したくなるような。。。

皆さんに試香していただくと、十人十色!というくらい様々な感想が出てくる香りです。

もう15年位前になりますが、イギリスへエッセンシャルオイルのサプライヤーに会いに行った時に、ひどい時差ボケになり本当に大変でした。

それをケアするためにドラッグストアを訪れたところ、「薬(ケミカル)」にするか「ハーブ」にするかを聞かれ、「ハーブ」と答えて出てきたのが、バレリアンのカプセル。

変な香りがするなぁ・・・と思いながらも、この不快感にはかえられない!!と服用して、ケアしました。

それ以来、私にとってバレリアンは身近なハーブになりました。

ほんの少しブレンドに混ぜると、あの独特な香りが奥深さを感じさせてくれます。

今回のブレンドは、Valerian root / Orange sweet / Thyme white / Blackpepper

自分で「バレリアンはほんの少しブレンドに・・・・」なんて書いていながら、うっかり入れ過ぎてしまいました。

他の香りがバレリアンに飲み込まれてしまい、バレリアンが主役のなかなかの香りに。

バレリアンを満喫中です(^^;)